[第一章:まずは土台作り(1〜10)]
1, 認識に至らないハードディスクやSSDを集め、検証いたします (随時追加見込みとなっております)
2, 各フォーマット操作に関する説明、「物理フォーマット」作業に関しまして
3, 各フォーマット操作に関する説明、「論理フォーマット」作業に関しまして
4, 各ファイルシステム&接続別に、データの保護方法例をご紹介
5, ハードディスクの寿命を延ばす方法 具体策に関しまして
6, ハードディスクに生じる「不良セクタ」の処置方法 その1 (フリーソフトで自動的に調査・判断・選別)
7, ハードディスクに生じる「不良セクタ」の処置方法 その2 (フリーソフトで自動的に修復)
8, ハードディスク / SSDが不安定となった場合の最善な対処方法に関しまして
9, デバイス系統(ファイルシステム)からの異常通知:「遅延書き込みエラー」に関しまして
10, 故障判断とバックアップを自動化 「HDD / SSD ストレージ故障予測ソフト」に関しまして
[第二章:故障予測の仕組み(11〜更新中)]
11, FromHDDtoSSD Ver2.x 故障予測のベースに関する資料からスタートいたします
12, FromHDDtoSSD Ver2.x 故障予測のバックアップ処理に関する資料(拡散する不良セクタを防ぐ技術を搭載)
[3], 各フォーマット操作に関する説明、「論理フォーマット」作業に関しまして
動作可能な状態にする「物理フォーマット」(工場で行う最初で最後の特別な初期化)にて、
デジタル信号を記録できる段階になりました。
しかしながら、これだけでは全く利用することができません。
極端な例ですが、0と1を容量一杯まで記録できる媒体に過ぎず、
これを論理的な構造に置き換えなければ、一切使えません。
(イメージ的には、電灯のスイッチが無数に並んでいる状態です。点灯の有無が0と1の状態です)
※ 最小単位である0と1は1ビットと呼ばれ2通りの情報を表します。
これを8つ集めますと8ビット=1バイトとなります。1バイトは2の8乗で256通りの情報を表す事ができます。
これにより、-128〜127の値を格納したり、
その値をアスキーコードにより文字(英数字や制御コード)に割り当てて利用します。
※ 実際には、世界中の文字を256通りに収める事はできませんゆえ、
可変長バイトまたは固定長バイトの文字コードがございます。
例として、JIS, SJIS, UTF-8などは可変長バイトとなりまして、処理単位のサイズは1バイトとなります。
その論理的な構造を「ファイルシステム」と呼びます。
つまり、ハードウェアの側面では0と1のデジタル信号を読み書きしているだけですが、
この間にファイルシステムが入り込み、論理的なデータ構造を読み書きできる仕組みとなっております。
※ ただし、ファイルシステムも「プログラム」です。
そしてそれは、ROMなどではなく、これから制御を行うストレージ内部に存在いたします。
つまり、ファイルシステムのコードが読み込まれるまで、利用する事が叶いません。
ファイルシステムが稼動状態となるまでは、セクタ番号の指定で地道に起動を行っていきます。
※ HDD/SSD (いわゆるストレージ)は、どのような環境下でも、セクタ番号によるアクセスは可能となっております。
ところで、大容量となったHDDを丸ごと区切るのは、効率の面でマイナスとなります。
そのため、論理的な構造を一定容量で区切り、初回の読み込み段階で認識させる仕組みが不可欠です。
それが一般的に「パーティション(領域)」と呼ばれているものです。
この仕組みのおかげで、大容量な区間を一つとせず、それぞれ異なる形式が何個も共存出来るわけです。
Windows:FAT12, FAT16, FAT32, NTFS, exFAT
Macintosh:HFS, HFS+
Linux(NASなど):Ext2, Ext3, XFS
UNIX(BSD):UFS
ファイル数が大きくなると、ファイルシステムへの負担が大きくなります。
もちろん、広がっても手数が急上昇しないようにはなっておりますが、それは「辿るケース」です。
書き込みやリネイムなどは、構造自体が大きく変化する可能性ありゆえ、ここで沢山抱えておりますと、重くなります。
特に重要データ運用の場合、必ずパーティションを複数に分け、
一つ当たりの負担がファイル数上限100,000程度に抑えると長持ちする傾向がございます。
また、FAT/FAT32で莫大なファイル数を管理するのは無理があります。
Windows2000/XPでは、FAT32について32GB以上はフォーマットできないようされておりますので、
早めにNTFSなどに移行する方が良いと思います。
※ 但し、NTFS変換は使わないで下さい。データ損失のリスクが大き過ぎます。
ここは別ドライブを購入し、そのドライブをNTFSでフォーマットし、データをコピー(*注:移動は危険)します。
コピー元のドライブはバックアップとして保管する手が一番の最善だと思います。
※ FAT32のファイルサイズ上限は、4GBとなっております。
アドレスを格納するための器のサイズ限界が主な理由です。なお、これを解決したexFATなども出てきております。
外付型HDDのフォーマット形式がFAT32で出荷されている機会も多く拝見いたしており、
このような壁に当たるユーザ様の増加傾向も問題となっております。
※ 論理フォーマットは、各パーティションを使える状態にするだけですので、
必要ない箇所の消去は行いません。つまり、データが残ったままとなる訳です。
もちろん、初期状態となりますから表向きは消えております。
しかし、内部の奥深くでは前のデータが残っておりまして、復旧スキャン等で取り出せてしまいます。
譲渡・売却・廃棄の際は必ず物理フォーマットで完全消去をお願いいたします。
以下、弊社にて開発・フリーで配布中のデジカメ画像復旧です。
論理フォーマット程度では、間違いなく、過去の画像データが概ね復旧されてしまいます。
大変申し訳ないのですが、データ復旧の性質上、
避けては通れない機能でもございます。ご理解の程、よろしくお願いいたします。
1:[HDD/SSDの症状あれこれ] 物理フォーマットについて考えます
2:[HDD/SSDの症状あれこれ] 認識不可となったハードディスクをあれこれ解析します
3:[HDD/SSDの症状あれこれ] 不良セクタに対する処置および解析 その1
4:[HDD/SSDの症状あれこれ] 壊れかけた場合の最善処置について考えます












